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体罰を行わない教育のあるべき姿とは

昭和の中頃までの日本の教育は、ある一定、体罰による教育が認められていた風潮がありました。
一時的には、スパルタ教育と呼ばれる様な、軍隊式の内容なども行われていたのです。
ただし、平成に入ってからは、それが歪として現れ、体罰に対する厳しさが、社会的に注目される様になったのです。
体罰とは、行ってはならない内容に対しての、抑制力を身に付けてもらう目的があるでしょう。
何も、教育によって抑制力を身に付けてもらうためには、体を痛めつける暴力しか無い訳ではありません。
欧米の国の中には、日本の様な体罰を行わなくても、しっかりと、子供達に対してルールを重んじる抑制力を身に付けられている国々もあります。
特に、北欧の国々の中では、その傾向が強くあります。
北欧の国々は、寒さが強く、自宅に引きこもり割と読書する傾向が高いとされているのです。
日本の教育も、子供達に物語を多く読んでもらえば、その話の中から、抑制力を伴った道徳心を身に付けられる様になるのではないでしょうか。
現在、日本では、子供達の本を読む傾向が減っていると言われています。
これは、道徳心を見失ってしまう可能性もあり、北欧の教育姿勢に解決策があるのではないかと思われます。

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